JTrim ヘルプ (HTML Help 版)
JTrim の WinHelp をもとに HTML Help を作成しました。
- 投稿日 : 2007.11.13
- カテゴリー : HTML 関連
JTrim Version 1.53c に同梱されている JTrim.hlp をもとに、HTML HELP を作成してみました。
作成動機
JTrimは Windows Vistaに正式対応してはいませんが、概ね良好に動作します。Vista上でJTrimをお使いになる場合、以下の点にご留意ください。
- HELPが表示されません
- これはVistaで旧来のWinHelpが表示できなくなったことが原因です。HTML HELPを作成すれば良いのでしょうが、あいにく作者はそのスキルを持ち合わせておりません。
…という訳なので、ここに公開してみた次第です。
使用方法
JTrim.exe があるフォルダ以外の場所にあっても使えます。もっとも、JTrim.exe があるフォルダにこのファイルを移動させても、JTrim のメニューから「トピックの検索」で呼び出されるのは JTrim.hlp であることに変わりはありませんが。
ダウンロード
個人的作業記録 (2007.11.17 加筆修正)
- KeiYu HelpLab の「WinHelpをHTML Helpに変換する」を参考に
- 変換ウィザードまではこぎつけても、WinHelp のプロジェクトファイル (*.hpj) がないため変換できない
- WinHelp が RTF で構成されていることを改めて知ったので、これに変換するための手段を探しに
- KeiYu HelpLab の「WinHelpの校正」を参考に
- HELPDECO というソフトで変換できるらしいが、サイトが閲覧できない
- ソフト名と作者名で検索して、Manfred Winterhoff 氏のサイトへ
- HELPDECO.ZIP もしくは HELPDC21.ZIP をダウンロード
- HELPDECO.EXE を用いて、JTrim.hlp から変換
- JTRIM.HPJ と JTRIM.RTF、そして使用されている画像が作成される
- HTML Help Workshop を用いて、JTrim.hlp をデコンパイル
- トピックごとに HTML ファイルが作成される (ファイル名は jtri 以下がランダムの 4 文字、8.3 形式であった)
- トピック内のホットスポットがハイパーリンクに変換されていて、トピック間の相互移動ができるようになっていたので、ファイル名はそのままにして内容だけを変更した
- meta 要素の http-equiv 属性を修正
- 修正前
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" Content="text/html; charset=Windows-1252">
- 修正後
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
- その他、head 要素内の変更
- img 要素を削除 (後に、ツールバーのボタン画像であったことに気づくが、気にしないことにした)
- 行ごとに p 要素に変換され、太字が b 要素になっていたので、見出し、順不同リスト、定義リストなどを適宜用いた
- JTrim.hlp と比較しつつ、変換の際に失われた外部リンクの追加
- meta 要素の http-equiv 属性を修正
- 一通り終わったところで、JTrim.hlp と比較しつつ確認
- JTrim.hlp と同じ目次を作り、HTML Help Workshop でコンパイル