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#contents *音楽CDイメージの取り扱い方 [#gdffcfb8] -foobar2000における、まるごとリッピングした音楽CDイメージの便利な取り扱い方法(トラックの頭出しやプレイリスト管理)について **cueシート + 音楽ファイル (外部cueシート)[#u04ae18b] 一般的な形式。 -対応フォーマット : foobar2000がサポートしている全てのフォーマット -長所 --対応アプリが多く、汎用性・知名度が高い。 ---直接再生できるのは foobar2000 の他に SoundPlayer Lilith ・ KbMedia Player ・ Winamp ([[CUE Player:http://winamp.com/plugins/details.php?id=143011]]プラグイン)・MPC-BE //意外と多くないかも; ---デコードしてやれば容易にDaemon Toolsなどでマウントでき、可逆圧縮の場合EAC(ape,wavは読み込み可能)などで品質を損なわずに焼き戻したりできる --cueシートが単体のファイルとして露出しているのでテキストエディタで簡単にタグ情報を編集できる。 -短所 --cueシート + 音楽ファイル のあるフォルダをfoobar2000に読み込ませると音楽ファイルまでプレイリストに登録されてしまうので管理しづらい。しかし音楽ファイル(またはcueシート)を隠しファイルにすることにより、プレイリストに登録されるのを防ぐ。 --タグ周りに制限が多い。 **Internal cuesheet (内部cueシート)[#c07a2517] 音楽ファイルにCUESHEETタグとしてcueシートを記録する。foobar2000独自の機能である。 -対応フォーマット : Monkey's Audio / FLAC / WavPack / TAK / TTA(foobar用プラグインv2.4.3) -長所 --1アルバム1ファイルですっきり管理できる。 --cueシートの編集をfoobar2000内で完結できる。また独自の機能であるため相性も良い。 -短所 --独自の機能故に他のソフトでは原則利用できない。 ---MPC-BEではトラックの頭出しやアーティスト・タイトルの表示など一通りの機能が、チャプターという形で使える(MPC-BE v1.4.5で確認)。 ---単純に外部cueシートの内容をCUESHEETタグに書き込んでいるので、Mp3tagなどのタグ編集ソフトでも扱えるはず(100%互換性があるかどうかは不明)。 --0.8.3における問題(0.9以降では解消済み) ---タグ周りに制限が多い。(外部CUESHEETと同様の扱い) ---日本語を含むタグは、CUESHEETタグ内の記述を編集しなければならない。 -注意点 --[[Remote Control>foobar2000v0.8/User interface#h25cd32d]](0.8.3) と同時に使用できない。(シェルがクラッシュする) **Monkey's Audio Image Link file (APL) [#j3655bdc] 音楽ファイルに対し Monkey's Audio Image Link file (APLファイル) というトラックの頭出しファイルを作成する。 -対応フォーマット : foobar2000がサポートしている全てのフォーマット -長所 --Monkey's Audioに対して作成したAPLファイルは対応アプリが多く、汎用性が高い。 ---winamp、Lilith、winamp用Monkey's Audioプラグインを利用できるソフトウェア、DirectShowを利用できるソフトウェア((WindowsMediaPlayerやwinamp、KbMediaPlayerなど。[[DS-Monkey Source:http://dsp-worx.de/index.php?n=7]]が必要))で再生可能。 --APLファイルはApetagv2を利用するのでタグ周りの制限がない。 -短所 --Monkey's Audio以外に対してのAPLファイルの作成はfoobar2000独自の機能なので、他のアプリでそのAPLファイルを利用できない。 --APLファイル+音楽ファイルのあるフォルダをfoobar2000に読み込ませると音楽ファイルまでプレイリストに登録されてしまうので管理しづらい。 **Matroska [#ne4d4aac] cueシートをMatroskaコンテナのチャプターとして記録する。 -対応フォーマット : MP3 / MP2 / AAC / Vorbis / AC3 / DTS / flac / TTA / WavPack -長所 --1アルバム1ファイルですっきり管理できる。アルバムアートやcueシート、EACのlogファイルなども埋め込むことができる。 --foobar2000ではMP3のシークが非常に重いが、Matroskaコンテナでラップすることでこれを解決できる。 --Matroskaタグを利用するのでタグ周りの制限がない。 --Directshowを利用できるソフトウェア((WindowsMediaPlayerやwinamp、KbMediaPlayerなど 標準で単体再生できない形式のファイルをラップした場合[[CoreCodec:http://www.corecodec.com/]]などにあるDSフィルターが必要))でも再生可能。チャプターの頭出しも可((http://haali.cs.msu.ru/mkv/ にあるsplitterを使う。foobar2000と直接関係ないが、TTAの場合CoreTTAのバグによりチャプターの頭出しが若干ズレる))。 -短所 --対応する音声フォーマットが狭い。 --非可逆圧縮フォーマットのMatroskaファイルではギャップレス再生がうまくいかない。(foo_matrsokaの既知の問題) --foo_matroskaの完成度が低く、トラブルが多い。Matroska自体も十分な完成度だとは言えない。 -注意点 --[[foo_ac3>Input#jfd72aef]], [[foo_tta>Input#qd0a471f]] は改造版にアップデートしておくこと。installer同梱のものでは正常に動作しない。 --TTAの場合%__codec%によってCodec情報を取得できない //これ2chに質問書いたのも私です。解決法ありましたらどうぞよろしく。 **その他 [#y2dd1b1c] -FLAC の embedded cuesheet (埋め込みcueシート) --FLACファイルにはFLACフォーマットの仕様としてcueシートの情報を埋め込むことができる。しかしTITLEやARTISTなどのメタデータを一切記録できないので利用価値は低い。foobar2000ではembedded cuesheetはinternal cuesheetに変換される。 -Oggコンテナのchained stream --Oggコンテナ(OggVorbis/OggFLAC)はファイルを単純結合するだけで1アルバム1ファイルなファイルを作成できるよ。 *作成方法 [#u490a9dc] **cueシート+音楽ファイルの作成方法 [#tbbbeb5b] -EACで音楽CDをリップと同時にcueシートを作成するのが定番。EACの使い方は他サイトを参照。 -cueシートがない場合は [[cuesheet heaven:http://www.regeert.nl/cuesheet/]] などで検索すると見つかるかも。 **Internal cuesheetの作成方法 [#jd9e0714] -cueシートと圧縮済みの音楽ファイル(Monkey's Audio/FLAC/WavPack/TAK)を用意する。 0.9以降の場合 -プレイリスト上から右クリック→Utils→Edit cuesheetを選び、Embedded cue sheet editorを開く。そこにcueシートの内容を写し、下部のEnable embedded cue sheet on this fileにチェックを入れる。 0.8.3の場合 -cueシートをテキストエディタで開いてコピーし、その内容を音楽ファイルにCUESHEETタグとして書き込む。 #imgr(./snaps/internal_cuesheet.png); -大量に処理する場合は[[スクリプト:http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=22763]]を使うと便利 詳しくはジャンプ先のページを参照のこと (要Ruby) **Monkey's Audio Image Link file (APL) の作成方法 [#xf6e7bfc] -cueシート+音楽ファイルを用意し、cueシートをfoobarに登録する。プレイリストでトラックを選択し、右クリック >Utils> Write APL link file(s) を実行する。 **Matroskaの作成方法 [#r40f9099] +mkvtoolnixを[[ダウンロード:http://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/downloads.html]]してインストールする。 +cueシート+音楽ファイルを用意する。mmg.exeを起動して、音楽ファイルを追加する。 #imgr(./snaps/mmg01.png); +Attachments(添付ファイル)としてcueシートやジャケット画像などを保存してもよい。 #imgr(./snaps/mmg02.png); +Chapter file にcueシートを指定する。また、"Output filename"の拡張子を.mkaから.mkvに変更する。最後に"Start muxing"して終了。 #imgr(./snaps/mmg03.png); -コマンドライン(mkvmerge.exe)から作成することもできる。 //日本語ファイル名・unicodeファイル名を使用したい場合は[[最新のビルド:http://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/win32/pre/HEAD//]]をダウンロードする。 -バッチ処理で素早く作成するには > http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=23019 -[[mkaenc:http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=23617]]を使用することでEACからダイレクトにmkaを作成することも可能。 //(日本語は扱えない) *cueシート利用時の注意点 [#m99dc834] v0.9からcueシートの扱いが大幅に改善された。 |タグ|v0.8|v0.9|h |GENRE|×|○| |DATE|×|○| |DISCID|×|○| |COMMENT|×|○| |CATALOG|×|○| |PERFORMER|○|○| |TITLE|○|○| |REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN|○|○| |REPLAYGAIN_TRACK_GAIN|○|○| |REPLAYGAIN_ALBUM_PEAK|×|○| |REPLAYGAIN_TRACK_PEAK|×|○| -foobar2000 は cueシートと同時に参照元ファイル(referenced_file)からもメタデータを読み込む。参照元ファイルへのタグ書き込みはしない。 -文字コードUTF-8はBOMありにする。BOMなし(UTF-8N)では文字化けする。 -v0.8.3と違い絶対パスでの指定はできない。同じドライブ内であれば..\から始まるパスで指定可能。 cueシートのサンプルとタグ/フィールド REM GENRE %genre% REM DATE %date% REM DISCID %discid% REM COMMENT %comment% CATALOG %catalog% PERFORMER %album artist% TITLE %album% REM REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN %__replaygain_album_gain% REM REPLAYGAIN_ALBUM_PEAK %__replaygain_album_peak% FILE %_filename_ext% WAVE TRACK 01 AUDIO PERFORMER %artist% TITLE %title% ISRC %isrc% REM GENRE %genre% // アルバムのGENREに優先 REM DATE %date% // アルバムのDATEに優先 REM COMMENT %comment% // アルバムのCOMMENTに優先 REM REPLAYGAIN_TRACK_GAIN %__replaygain_track_gain% REM REPLAYGAIN_TRACK_PEAK %__replaygain_track_peak% INDEX 01 00:00:00 **Tips [#b5d845f5] -一つのcueシートで複数のファイルを参照することができる。 -Track Numberを入れ替えたり重複させたりすることができる。 FILE "高橋幸宏 - ARE YOU RECEIVING ME.wav" WAVE TRACK 01 AUDIO TITLE "Are You Receiving Me?" PERFORMER "高橋幸宏" INDEX 01 00:00:00 FILE "坂本龍一 - UNDO #1.wav" WAVE TRACK 01 AUDIO TITLE "Undo #1" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 00:00:00 TRACK 03 AUDIO TITLE "Undo #4" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 04:50:47 TRACK 02 AUDIO TITLE "Laser Man" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 09:40:12 -この場合 Are You Receiving Me? > Laser Man > Undo #4 の順番に3曲分のプレイリストが作成される。TRACK 01のメタデータ情報はUndo #1のものが利用されるがAre You Receiving Me?が演奏される。Undo #1は演奏されない。 -Undo #1のTrack Numberを04以降にすると4曲分のプレイリストが作成される。 -Track Numberは01~99が有効。 --v1.4 より 最大トラック数が 999 に引き上げられた。 **v0.8での注意点 [#g2105640] -cueシート利用時に読み書きできるタグは ARTIST (PERFORMER) / TITLE / ALBUM タグと Replaygain情報のみ。Replaygain情報はコメント文として扱われ、CATALOG と ISRC は無視される。これ以外のタグは Database にのみ記録される。 --[[CUE sheet extended (foo_cue_ex)>General#teecec71]] を導入すると上記以外のメタデータ(DATEやGENREなど)もコメント文として扱うことができるようになるが、EACで作成されたcueシートのDATEやGENREは読み込めない。 -UTF-8 で cueシートを保存できない。UTF-8 (BOMあり) で書かれたcueシートの読み込みは可能。UTF-8N (BOMなし) は不可。 -100分を超えるcueシートを取り扱うことができない。
タイムスタンプを変更しない
#contents *音楽CDイメージの取り扱い方 [#gdffcfb8] -foobar2000における、まるごとリッピングした音楽CDイメージの便利な取り扱い方法(トラックの頭出しやプレイリスト管理)について **cueシート + 音楽ファイル (外部cueシート)[#u04ae18b] 一般的な形式。 -対応フォーマット : foobar2000がサポートしている全てのフォーマット -長所 --対応アプリが多く、汎用性・知名度が高い。 ---直接再生できるのは foobar2000 の他に SoundPlayer Lilith ・ KbMedia Player ・ Winamp ([[CUE Player:http://winamp.com/plugins/details.php?id=143011]]プラグイン)・MPC-BE //意外と多くないかも; ---デコードしてやれば容易にDaemon Toolsなどでマウントでき、可逆圧縮の場合EAC(ape,wavは読み込み可能)などで品質を損なわずに焼き戻したりできる --cueシートが単体のファイルとして露出しているのでテキストエディタで簡単にタグ情報を編集できる。 -短所 --cueシート + 音楽ファイル のあるフォルダをfoobar2000に読み込ませると音楽ファイルまでプレイリストに登録されてしまうので管理しづらい。しかし音楽ファイル(またはcueシート)を隠しファイルにすることにより、プレイリストに登録されるのを防ぐ。 --タグ周りに制限が多い。 **Internal cuesheet (内部cueシート)[#c07a2517] 音楽ファイルにCUESHEETタグとしてcueシートを記録する。foobar2000独自の機能である。 -対応フォーマット : Monkey's Audio / FLAC / WavPack / TAK / TTA(foobar用プラグインv2.4.3) -長所 --1アルバム1ファイルですっきり管理できる。 --cueシートの編集をfoobar2000内で完結できる。また独自の機能であるため相性も良い。 -短所 --独自の機能故に他のソフトでは原則利用できない。 ---MPC-BEではトラックの頭出しやアーティスト・タイトルの表示など一通りの機能が、チャプターという形で使える(MPC-BE v1.4.5で確認)。 ---単純に外部cueシートの内容をCUESHEETタグに書き込んでいるので、Mp3tagなどのタグ編集ソフトでも扱えるはず(100%互換性があるかどうかは不明)。 --0.8.3における問題(0.9以降では解消済み) ---タグ周りに制限が多い。(外部CUESHEETと同様の扱い) ---日本語を含むタグは、CUESHEETタグ内の記述を編集しなければならない。 -注意点 --[[Remote Control>foobar2000v0.8/User interface#h25cd32d]](0.8.3) と同時に使用できない。(シェルがクラッシュする) **Monkey's Audio Image Link file (APL) [#j3655bdc] 音楽ファイルに対し Monkey's Audio Image Link file (APLファイル) というトラックの頭出しファイルを作成する。 -対応フォーマット : foobar2000がサポートしている全てのフォーマット -長所 --Monkey's Audioに対して作成したAPLファイルは対応アプリが多く、汎用性が高い。 ---winamp、Lilith、winamp用Monkey's Audioプラグインを利用できるソフトウェア、DirectShowを利用できるソフトウェア((WindowsMediaPlayerやwinamp、KbMediaPlayerなど。[[DS-Monkey Source:http://dsp-worx.de/index.php?n=7]]が必要))で再生可能。 --APLファイルはApetagv2を利用するのでタグ周りの制限がない。 -短所 --Monkey's Audio以外に対してのAPLファイルの作成はfoobar2000独自の機能なので、他のアプリでそのAPLファイルを利用できない。 --APLファイル+音楽ファイルのあるフォルダをfoobar2000に読み込ませると音楽ファイルまでプレイリストに登録されてしまうので管理しづらい。 **Matroska [#ne4d4aac] cueシートをMatroskaコンテナのチャプターとして記録する。 -対応フォーマット : MP3 / MP2 / AAC / Vorbis / AC3 / DTS / flac / TTA / WavPack -長所 --1アルバム1ファイルですっきり管理できる。アルバムアートやcueシート、EACのlogファイルなども埋め込むことができる。 --foobar2000ではMP3のシークが非常に重いが、Matroskaコンテナでラップすることでこれを解決できる。 --Matroskaタグを利用するのでタグ周りの制限がない。 --Directshowを利用できるソフトウェア((WindowsMediaPlayerやwinamp、KbMediaPlayerなど 標準で単体再生できない形式のファイルをラップした場合[[CoreCodec:http://www.corecodec.com/]]などにあるDSフィルターが必要))でも再生可能。チャプターの頭出しも可((http://haali.cs.msu.ru/mkv/ にあるsplitterを使う。foobar2000と直接関係ないが、TTAの場合CoreTTAのバグによりチャプターの頭出しが若干ズレる))。 -短所 --対応する音声フォーマットが狭い。 --非可逆圧縮フォーマットのMatroskaファイルではギャップレス再生がうまくいかない。(foo_matrsokaの既知の問題) --foo_matroskaの完成度が低く、トラブルが多い。Matroska自体も十分な完成度だとは言えない。 -注意点 --[[foo_ac3>Input#jfd72aef]], [[foo_tta>Input#qd0a471f]] は改造版にアップデートしておくこと。installer同梱のものでは正常に動作しない。 --TTAの場合%__codec%によってCodec情報を取得できない //これ2chに質問書いたのも私です。解決法ありましたらどうぞよろしく。 **その他 [#y2dd1b1c] -FLAC の embedded cuesheet (埋め込みcueシート) --FLACファイルにはFLACフォーマットの仕様としてcueシートの情報を埋め込むことができる。しかしTITLEやARTISTなどのメタデータを一切記録できないので利用価値は低い。foobar2000ではembedded cuesheetはinternal cuesheetに変換される。 -Oggコンテナのchained stream --Oggコンテナ(OggVorbis/OggFLAC)はファイルを単純結合するだけで1アルバム1ファイルなファイルを作成できるよ。 *作成方法 [#u490a9dc] **cueシート+音楽ファイルの作成方法 [#tbbbeb5b] -EACで音楽CDをリップと同時にcueシートを作成するのが定番。EACの使い方は他サイトを参照。 -cueシートがない場合は [[cuesheet heaven:http://www.regeert.nl/cuesheet/]] などで検索すると見つかるかも。 **Internal cuesheetの作成方法 [#jd9e0714] -cueシートと圧縮済みの音楽ファイル(Monkey's Audio/FLAC/WavPack/TAK)を用意する。 0.9以降の場合 -プレイリスト上から右クリック→Utils→Edit cuesheetを選び、Embedded cue sheet editorを開く。そこにcueシートの内容を写し、下部のEnable embedded cue sheet on this fileにチェックを入れる。 0.8.3の場合 -cueシートをテキストエディタで開いてコピーし、その内容を音楽ファイルにCUESHEETタグとして書き込む。 #imgr(./snaps/internal_cuesheet.png); -大量に処理する場合は[[スクリプト:http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=22763]]を使うと便利 詳しくはジャンプ先のページを参照のこと (要Ruby) **Monkey's Audio Image Link file (APL) の作成方法 [#xf6e7bfc] -cueシート+音楽ファイルを用意し、cueシートをfoobarに登録する。プレイリストでトラックを選択し、右クリック >Utils> Write APL link file(s) を実行する。 **Matroskaの作成方法 [#r40f9099] +mkvtoolnixを[[ダウンロード:http://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/downloads.html]]してインストールする。 +cueシート+音楽ファイルを用意する。mmg.exeを起動して、音楽ファイルを追加する。 #imgr(./snaps/mmg01.png); +Attachments(添付ファイル)としてcueシートやジャケット画像などを保存してもよい。 #imgr(./snaps/mmg02.png); +Chapter file にcueシートを指定する。また、"Output filename"の拡張子を.mkaから.mkvに変更する。最後に"Start muxing"して終了。 #imgr(./snaps/mmg03.png); -コマンドライン(mkvmerge.exe)から作成することもできる。 //日本語ファイル名・unicodeファイル名を使用したい場合は[[最新のビルド:http://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/win32/pre/HEAD//]]をダウンロードする。 -バッチ処理で素早く作成するには > http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=23019 -[[mkaenc:http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=23617]]を使用することでEACからダイレクトにmkaを作成することも可能。 //(日本語は扱えない) *cueシート利用時の注意点 [#m99dc834] v0.9からcueシートの扱いが大幅に改善された。 |タグ|v0.8|v0.9|h |GENRE|×|○| |DATE|×|○| |DISCID|×|○| |COMMENT|×|○| |CATALOG|×|○| |PERFORMER|○|○| |TITLE|○|○| |REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN|○|○| |REPLAYGAIN_TRACK_GAIN|○|○| |REPLAYGAIN_ALBUM_PEAK|×|○| |REPLAYGAIN_TRACK_PEAK|×|○| -foobar2000 は cueシートと同時に参照元ファイル(referenced_file)からもメタデータを読み込む。参照元ファイルへのタグ書き込みはしない。 -文字コードUTF-8はBOMありにする。BOMなし(UTF-8N)では文字化けする。 -v0.8.3と違い絶対パスでの指定はできない。同じドライブ内であれば..\から始まるパスで指定可能。 cueシートのサンプルとタグ/フィールド REM GENRE %genre% REM DATE %date% REM DISCID %discid% REM COMMENT %comment% CATALOG %catalog% PERFORMER %album artist% TITLE %album% REM REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN %__replaygain_album_gain% REM REPLAYGAIN_ALBUM_PEAK %__replaygain_album_peak% FILE %_filename_ext% WAVE TRACK 01 AUDIO PERFORMER %artist% TITLE %title% ISRC %isrc% REM GENRE %genre% // アルバムのGENREに優先 REM DATE %date% // アルバムのDATEに優先 REM COMMENT %comment% // アルバムのCOMMENTに優先 REM REPLAYGAIN_TRACK_GAIN %__replaygain_track_gain% REM REPLAYGAIN_TRACK_PEAK %__replaygain_track_peak% INDEX 01 00:00:00 **Tips [#b5d845f5] -一つのcueシートで複数のファイルを参照することができる。 -Track Numberを入れ替えたり重複させたりすることができる。 FILE "高橋幸宏 - ARE YOU RECEIVING ME.wav" WAVE TRACK 01 AUDIO TITLE "Are You Receiving Me?" PERFORMER "高橋幸宏" INDEX 01 00:00:00 FILE "坂本龍一 - UNDO #1.wav" WAVE TRACK 01 AUDIO TITLE "Undo #1" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 00:00:00 TRACK 03 AUDIO TITLE "Undo #4" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 04:50:47 TRACK 02 AUDIO TITLE "Laser Man" PERFORMER "坂本龍一" INDEX 01 09:40:12 -この場合 Are You Receiving Me? > Laser Man > Undo #4 の順番に3曲分のプレイリストが作成される。TRACK 01のメタデータ情報はUndo #1のものが利用されるがAre You Receiving Me?が演奏される。Undo #1は演奏されない。 -Undo #1のTrack Numberを04以降にすると4曲分のプレイリストが作成される。 -Track Numberは01~99が有効。 --v1.4 より 最大トラック数が 999 に引き上げられた。 **v0.8での注意点 [#g2105640] -cueシート利用時に読み書きできるタグは ARTIST (PERFORMER) / TITLE / ALBUM タグと Replaygain情報のみ。Replaygain情報はコメント文として扱われ、CATALOG と ISRC は無視される。これ以外のタグは Database にのみ記録される。 --[[CUE sheet extended (foo_cue_ex)>General#teecec71]] を導入すると上記以外のメタデータ(DATEやGENREなど)もコメント文として扱うことができるようになるが、EACで作成されたcueシートのDATEやGENREは読み込めない。 -UTF-8 で cueシートを保存できない。UTF-8 (BOMあり) で書かれたcueシートの読み込みは可能。UTF-8N (BOMなし) は不可。 -100分を超えるcueシートを取り扱うことができない。
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